iPadで高校数学!
『【高校数学】例題&問題集』のPDF教材を,
iPad+Apple Pencil
で学習する方法を紹介します。
ここでは、2018年春モデルのiPadを使用しています。おそらく,iPad Proでもほぼ同じようにできると思います。
また,アンドロイドタブレットやマイクロソフトタブレットでも,基本は同じです。
タブレット学習で一番注意しなければいけないのは,書き味です。
残念ながら,いまのところ安価なタブレットは学習には使えません。
恥ずかしながら,「ちょっとくらい書きづらくても使えるだろ~」と思って安価なタブレットを買ってみましたが,,,全くダメでした(´;ω;`)
自分としても「次は失敗できない。。。」というプレッシャーのもとで決めたので,これから購入を検討される方には2018年春モデルのiPad+Apple Pencilをオススメします。次々に新しいものが出るタブレットPCジャンルですが,おそらく教育用として息の長いモデルになるのではないでしょうか。しばらくはこれ以上のものは出ないだろうと思い,購入しました。
学習を始めよう!
『【高校数学】例題&問題集』のPDF教材で,次のことをやってみたいと思います。
- 「例題」を確認し,「練習問題」を解く(iPad上でPDFに書き込む)
- 解いた「練習問題」を,「練習問題+解答」で答え合わせをする(書き込んだPDFをチェックする)
当記事で紹介するiPadでの学習では、基本的には純正のアプリ
「ファイル」
「メモ」
のみを使います。
ここで紹介するタブレット学習に必要なものは,次の2つです。
- タブレット上でPDFに文字が書き込めるアプリ
- 2画面に分割できて書き込んだPDFと解答のPDFが閲覧でき,答え合わせができる機能
慣れてしまえば問題集、ノート、問題集の解答が不要になり、タブレット1台のみでよくなるので、いつでもどこでも学習可能になります。
実際にやってみよう
流れとしては次のようになります。
- 必要なPDFを自分のiPadに保存
- 「メモ」でPDFに解答を書き込む(問題を解く)
- 「Split View」という機能を使って、「メモ」で書き込んだ自分の解答と「ファイル」の練習問題+解答PDFを見比べて答え合せをする
iPadにPDFを保存
ホームページからPDFをダウンロードします。
PDFを「ファイル」に保存します。保存したPDFは,iPadの「ファイル」アプリから閲覧可能です。
学習をする項目の例題、練習問題、練習問題+解答をまとめてダウンロードしておくとよいでしょう。
必要に応じて定理・公式の証明や補足もダウンロードしてみてください。
「メモ」で解答を書き込む
ダウンロードした練習問題PDFを「メモ」アプリで開いて、解答を書き込みます。
Split View
次は、タブレット学習の肝となる2画面に分割する方法を見てみましょう。
準備として、iPadのドックに「メモ」と「ファイル」を入れます。
- 「メモ」アプリを開いているときに、下からドックを呼び出します。
- 「ファイル」アプリを右端にドラッグして、「メモ」と「ファイル」を同時に開きます。
- 「ファイル」から、該当する練習問題+解答PDFを開いて、「メモ」で解いた自分の解答と見比べて答え合せをします。
補足
基本となる操作は以上となります。
例えば、例題をじっくり確認してから練習問題に取り組む場合は、左の画面に「ファイル」で例題を開いておき、右の画面で白紙の「メモ」アプリに重要事項をメモしたり、例題の中の問題を解いてみても良いでしょう。
※※※
練習問題の中には、解答スペースが狭いものがあるかもしれません。
そんなときは、無料のアプリ「MetaMoji Note Lite」を使えばPDFファイルに白紙のページを挿入することができるので、解答スペースを追加することができます。
※※※
タブレット学習のまとめ
数学の場合,問題を解くとき数式や図を書くので、選択形式で答えをタップする学習やキーボード入力での学習は不向きです。
ペンを使ったタブレットでの学習とは相性が良さそうですね。
※ただし,書き味が良いものに限る※
ノートに自由に書くということは,考えをまとめたりすることと非常に相性が良いみたいです。
数学の問題が解けなくて悩んでいたとき、分かりきっていることをノートに書き出すだけで解法がひらめいた!
ということはよくありますね。タブレットがあれば,ノートの残り枚数を気にすることなく,どこでも数学の学習が可能になります。数学の場合,読むだけではなかなか身に付きませんからね^^;
タブレットによる「手書き」が可能になったことで,問題集とノートとペン以外の学習スタイルの選択ができるようになりました。
タブレットの条件
タブレットに文字を書き込む学習方法は,次のことがポイントになります。
- 文字の書きやすさ
- 画面の広さ
画面の広さは「持ち運びたい」や「軽いものがいい」という要望とトレードオフになりますね。
タブレットを購入する際は,ネット環境を確認したり(Wi-Fiか、セルラーか),使う場面をシミュレーションしたり(家か、カフェか、電車か)して決めましょう。
ちなみに,上で紹介しているiPadは9.7インチです。
最後に
場所を選ばないタブレット学習は,今後広まっていくでしょうか?
それとも,紙とペンは永久に不滅でしょうか?
自分にあった学習方法を見つけてみてください!